リングサイズの測り方から抜けない指輪の抜き方、指のサイズの変化するわけなど、指輪の知恵情報庫です。

なぜサイズがぴったり合っているのに指輪の形によって着け心地に差が出るのでしょう。 20年間リングサイズを測った日々からの実態レポートと指輪サイズの謎。 はずせない結婚指輪。サイズが変化するわけ.

指輪のサイズがわからないのですが

Q:チタンのサイズ直しは出来ないとの事ですが、サイズが合わなかったらどうしよう

お客様よりご質問いただきました。『実際にそちらにお伺いしてサイズを測れれば間違い無いのですが、こちらは秋田県在住なので、仕事の都合もあり営業日に合わせてそちらに伺うことがなかなか困難なのです。結婚指輪なので出来れば正確なサイズで作りたいのです。 少々心配しすぎのような気もしますが(;^_^ サイズの件で良い方法がありましたら教えて下さい』 A:サイズ直しができなかった10数年前と違い、現在ではサイズを大きくすることはできるようになっております。何号でも大きくできます。おめでたい大事なリングですので着け心地良く快適なリングを作って差し上げたいと思います。 現在同じ指に着けていらっしゃればそのサイズをお知らせいただくと参考になります。既製のリングゲージ(幅3ミリ)で計りますと、そのゲージのリング幅と、ご購入いただくリング幅とに誤差がありますので、当HP掲載の方法で作品と同じ幅に紙をテープ状に切って測定したほうが0.1号単位の精度でお作りできます。過去の経験に基づき改良に改良を重ね、既製品よりも快適に着けていただけるよう、また、オーダーして良かったと言っていただけますように工夫して現在の計り方になりました。2通りの測定値をいただきますが、気持ちよく着けていただけなければ作った意味がございませんから、その二つの誤差も考慮しまして差がありすぎる時は再度測定をお願いして確認しております。

あやふやな触覚

お客様の声から学ぶ指輪の好触感

金属の冷たさや汗による密着によってサイズ感が変わりますが、ひとは、触覚より視覚を優先してしまうので、お客様の感想のなかには「食い込んで見える」や、「こぶしを握った時に指輪とのあいだにすきまが見える」といった声が多く返ってきます。触り心地、はめ心地が長期指輪を着ける上でもっとも重要です。触覚はとてもあやふやなものですが、すべりやすさ、動きにくさがサイズに関係してきます。ひとが何かについ触れてみたいと思うように、触覚はサイズを左右します。そして金属の材質によって、プラチナかチタンによってサイズ感が変わります。そしてそういった指の触覚の研究はロボット開発にも活かされています。皮膚感覚のセンサーに対して心地良いと思うのはチタンのさらっとした着け心地が関係します。それと同時に、指輪の形状も影響します。ゆびなじみの良い構造で、誰もが好触感を抱くシェイプがあります。

▲外部資料:ヒト指腹部と触覚受容器の構造と機能
▲外部資料:触知覚メカニズムと指・皮膚構造

指輪のサイズの知りたい なぜ? コンテンツ

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