もみじ型の先にいくほど細くなる指は、指輪が指をつかまえていないと指輪が落ちてしまいます。これはジャストサイズの証拠であって、女性ならしかたがない、普通のこと。指輪の内径と指周りが等しいと、指輪はするっと落ちてしまいます。指輪の内径の方が小さくないと指輪をはめることはできません。
女性の指はふわふわ柔らかいので、少しだけ食い込んで見えるとよく言われますが、これは、ファッション広告で手タレさんの指のイメージが刷り込まれているからです。実際にはCMや雑誌の撮影に用意される指輪はぶかぶかのリングを写真に映らない後ろ側に工夫し固定をしているので、食い込んだり密着させないように撮られたイメージ写真が印象に残されます。
花嫁様 Q :「指輪に指のお肉がはみだしたように見える、見た目はきついように見えるのがどうかなと、指輪サイズで悩んでいます。」
A : 最も重要視したいのは、ご自身の着け心地です。締め付けられているような圧迫感がなく、快適ならば問題ありません。商品広告イメージ写真と実用の指輪とは違うものです。
女性らしい柔らかい指の方のケースです。ごつい筋肉質の指ではこうはならないので、むしろ女性の指なら当たり前のこと。
留意したいことは、
指の節が出っぱっておらず、指先に行くほど細くなる指の場合、指のサイズと指輪のサイズが全く同じ径であっては落ちてしまうことになります。
見た目だけは弾力のある指の場合、きついように見えても指にしっかり留まるサイズを選ばれているのが普通です。
食い込んでいるように見えてもご本人は窮屈な感がないのがほとんどです。
逆に言えばちょっとだけでも肉に食い込まなければ指輪は装着できないということです。
例えば、電信柱に金属の輪を固定しようとしても食い込ませない限りストンとすべり落ちてしまいますね。ウエストの径とベルトの内径がまったく一緒の数値では腰骨で引っ掛からない限りベルトもフラフープも落ちてしまいます。ウエストがくびれているのが輪が留まる条件です。指のことを少しきゅっと指輪がつかんで留まらなければ指輪をはめることはできないのです。そしてどの花嫁さまの指もふんわりと健康的な指ほど食い込んで見えてしまいます。痩せているファッション雑誌の手タレさんの指は食い込んで見えないようにサイズの大きめのゆるい指輪がイメージ用に用意されていて、裏で留めて撮影しているのです。
お肉が乗っているように見えてしまうことへの花嫁様の抵抗は、見慣れたファッション誌の手タレさんの指輪の写真と自分が違って見えてしまうところに起因しているのかもしれませんが、実際にジュエリーショップで購入される手タレさんの実用の指輪サイズは5号であっても、2サイズ大きい7号のエンゲージリングの商品をスタイリストさんがセッティングし、カメラに映らない後ろ側で詰め物を入れて固定させて撮っているので、ぶかぶかのサイズで撮影しながら指に食い込んでいない実用ではない映像を私たちは見せられているわけです。
1カ月程度でお肉は移動していきます。指に跡がつきますが、時間の経過とともに、指輪まわりだけが凹み、指輪のないところに膨らみがでてきます。指輪の方が膨張してサイズアップしたのではないかと考える花嫁さまもいらっしゃるほど、あとから指のサイズが変わっていくことも知っておきましょう。
指に着けたジャストサイズの快適な結婚指輪 画像提供チタン結婚指輪prodotto
この先、指は細くなるのか、指輪を拡げようか、どちらにすればよいですか?
指にはめる際はすんなりと入ります。抜く時は少しきつめです。着けていて、「きつさは感じません。」
指輪がひとりでに回転はしないものの、動かしてやればくるくると回ります。
あまりにも見た目がきつく見えてしまうので、指輪のサイズを大きく直してもらおうかと悩んでいます。
答え:お仕事上、頻繁に外すのでしたらサイズを拡げた方がよさそうですが。正面のデザインがあったり、宝石がついてる指輪なら、サイズアップして回転してしまうと美しくないので、ゆるめないほうがデザインがひっくり返ったりせず、今のままでよいのではないかと思います。指に対して指輪が少し締めつけて見えたとしても、数か月でお肉の順応により食い込み感が軽減していくひともいます。
薄い指輪の方が着け易く、分厚い指輪は指に当たりがきますので、着けにくい感は否めませんが、見た目をどうしても重視したいのであれば、ゆるい指輪を着けるのではなく、ヴォリューム感のある肉厚を確保して指輪をオーダーすれば解決です。
ジャストサイズの快適な結婚指輪サイズの見本画像です
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